2月の能代アドラーゆるカフェ
テーマは
「認知論と仮想論
―ライフスタイルとのつながり―」
でした。
普段の私の講座は
「アドラー心理学」という
枠を出ることは
ほとんどしないのですが・・・
最近手に入れたこちらの本
社会心理学の見地からの
「認知バイアス」
この知識が
アドラー心理学の
「認知論」の学びを
深めるために
役に立ちそうだなと思い
取り上げることにしました。
「認知バイアス」
つまり「認知の歪み」と
いわれているものですね。
とはいえ
バイアスとは
意識できるものではなく
「かかってしまうもの」
アドラー心理学でいうところの
ライフスタイルを構成する
世界観や自己概念に
大きな影響を
与えていることが
体感できるワークを
やっていただき
なかなか刺激的な
2時間となりました。
受講者さんたちには
簡易的な
ライフスタイル診断
チェックシートを
やっていただいたのですが
その結果の点数を
取り上げるのではなく
例えば
「私は臆病である」に
対する答えについて
ペアになって
どうして
その答え(YES・NO)を
導き出したのかを
語り合う中で
自分の過去の
膨大な記憶の中から
それにふさわしい
エピソード体験を
選び出している
ということを
実感できました。
アドラー心理学講座には
子どもたちと接する
お仕事に携わっている方が多く
久々に参加された方
(子どもに携わるお仕事
・管理職の方)には
「子どもに接する仕事の人たち
みんなに受講してほしい」と
おっしゃっていただいたのが
とても嬉しかったです。
私も小学校や中学校で
働いた経験が通算13年ほどあるのですが
たった一人の先生でも、
その子に真剣に向き合い
寄り添うことで
その子の
「世界観」や「自己概念」は
よりよい方向に変わる
可能性があると
信じています。
心と体の
成長過程にある子どもたち。
ライフスタイルは
「自己決定するもの」だとしても
どんな世界観と自己概念を
育んでいくのかは
まわりの大人の関わり方が
大きく影響することでしょう。
親としても
もちろん同様です。
ライフスタイルについては
3月の秋田市講座でも
取り上げますので
お楽しみに!
3月の能代のゆるカフェは
お休みとなりますので
ご了承くださいませ。
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