原因論と目的論。
頭では理解できているけれど
それを「今の対人関係の悩み」に活かせているか?
これは、とても難しいところですね。
アドラー心理学の理論は世界一易しいが、実践は世界一難しい。まさにこの言葉の通りです。
今回は、かなり理論の基本に立ち返ったワークをつくったのですが
参加者さんからは「職場の問題にピンポイントでした」と好評でしたよ。
ウォーミングアップ問題として
【中学校の先生の「月に1回だけカンニングOKのテストの日をつくる」という行動】を題材にしたのですが
参加者さんからは、私の予想とは全く異なる答えが出てきたり
私が気づかなかった「先生の目的」にも思いをはせることができました。
この日の参加者さんは、子どもに関わるお仕事に就いていることもあり
【子どもにどんな体験をしてほしいのか】ということについて
みんなで新たな視点を探り当てられたことをとても嬉しく感じています。
また今の自分の対人関係として職場の問題が挙げられたのですが
参加者さんの立場がちょうど真逆にあったため
報告や連絡の仕方について、お互いの意図・行動の目的を知ることができました。
「人の心は、物理学とは違う。問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。解決法と可能性に集中すべきなのだ」
アドラーさんのこの言葉に心から納得できたワークとなりました。
次回のテーマは 「認知論」は「仮想論」ーライフスタイルとのつながりー
2月17日(土)サンウッド能代でお会いしましょう!
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