自分の弱いところや苦手なことって、すぐ浮かびますか?
私は最近、初めてお会いする方とお仕事をする機会がたくさんあるのですが
ある方と一緒にInstagramでライブをした時のお話をしたいと思います。
その方は、終始落ち着いた雰囲気で、打ち合わせしていた内容をそつなくお話していきます。
一方私は、最初の自己紹介の時点ですでに
お話しようと思っていたこととはちょっと違ったことを口走ってしまったり
事前にこの話ができたらいいですね、と打ち合わせしていた内容ではないことを
相手の方に質問したりと暴走&脱線気味。
短い30分ほどの対談は、最後にお互いのPRをして終わる、ということにしていたのですが
相手の方からは自然な前フリをしてもらったのに
私の方からは全体を通して相手に上手なパスを出すことがあまりできていなかったのではないか
と感じてしまい、気持ちが沈んでしまったのです。
ライブの中で目立ってしまった自分の欠点
「打ち合わせ通りじゃないことをしたこと」
「緊張すると舞い上がってしゃべりすぎてしまうこと」
「相手に上手なパスを出せなかったこと」
ということに気持ちが支配されてしまって
どうして私はこうなんだろう、なぜもっとうまくできないんだろう
と、自己嫌悪に襲われて、落ち込みました。
もっと〇〇さん(相手の方)みたいにしゃべるには、どうしたらいいんだろう?
一緒にライブをするのは、相手にも迷惑がかかってしまうから、もうやりたくないかも・・・
という弱気な考えがちらっと頭をよぎりながらも
相手の方に「今日はありがとう、話す内容がとんじゃってごめんなさい」
という内容のメッセージを送りました。
すると、相手の方からメッセージが入りました。
「坂本さんがとってもお話ししやすいので、
すっかり忘れていた〇〇のことを思い出して、話題にすることができました。
あっという間で楽しかったです。是非またお願いします」
私は自分の欠点、短所、うまくできないことにばかり注目をしている状態でしたが
現実にはちゃんとできている部分もあったし、むしろ、それは欠点の裏返しだったわけですね。
私が打ち合わせにないことを話したり質問したことが相手へのパスになり
それを相手の方が上手に拾ってくれたことで臨場感のあるライブっぽく盛り上がり
全体的には打ち合わせ通りの流れにそった話で終われた、という解釈をしてくれていました。
相手の方に勇気づけていただきました。
私は私のままでいい! (もちろん改善できるところは努力します!)
欠点はすべて長所に変えることができる
勇気づけ講座にも、そういうワークがありますが
実践していくためには、一人で取り組むだけでは難しいと感じた瞬間でした。
相手の人がいて初めて、自分のよさにも気がつけるんですね。
そして、弱い部分があるからこそ、人と人は助け合えるのだ、ということも
実感として私に残りました。
お互いに勇気づけあって、進んでいく。
能代アドラーゆるカフェのサブテーマです。
そんなエピソードがあったら、ぜひゆるカフェで教えてくださいね。
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