(2019年のブログより転載)
北秋田市合川公民館の和室で
1歳くらいの赤ちゃんとそのママたちと一緒に
「アドラー流の子育て」について
みんなで考えを深め合ったにぎやかで濃い時間でした。
はじめにみなさんに
「子どもの頃、親を困らせた経験は?」と質問を投げかけたところ
ぼろぼろのお下がりの三輪車が気に入らなくて
駄々をこねてしまった、というエピソードが。
それに対してお父さんの対応は
子どもに自分でペンキを塗らせて
「ピカピカになったね」と。
女の子はその三輪車を大事に大事に使いました・・・
というアドラー心理学をまさに地で行く神対応だったのでした。
「お母さんは味方だ」「わたしはできる」「わたしには価値がある」「わたしは役に立っている」
子どもがこんなふうに思えるように、私たち大人は工夫しなければなりません。
今回のワークショップでは
どうしたら、子どもたちがこんなふうに感じられるかどうかを考えました。
子育ては毎日の積み重ね。子も親もいっしょに成長していきましょう。
わいわい子どもたちの声がする中でお母さんたちと
アドラー心理学を学んだことを懐かしく思い出しています。
あの時の赤ちゃん、大きくなったことでしょうね。
私のアドラー心理学講座にいらっしゃる方が
「子育て中にアドラーに出会いたかったけれど
子育て真っ最中は忙しくて
学ぶ余裕はほとんどありませんでした。
子どもが巣立って、今ようやく時間ができました」とおっしゃいました。
アドラー心理学の子育ての目標は「自立」と「協調」です。
そのために親がどんなふうに関わるかを実践的に学んでいきましょう。
2023年7月、合川公民館にて子育てをテーマにしたアドラー心理学講座を
開催予定です。
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